ダブルの葛藤
今年、私は自分のクリスチャン人生の中で一番大変だったとも言える信仰の試みに直面しました。私と夫は、自分たちのこれからの人生に影響を与えることについて、決断を下さなければなりませんでした。しかし、私たちの意見は別々の方向を向いており、私にとってはダブルの戦い:自分たちの意見の不一致 と、夫へ従えないことへの罪悪感、でした。
福音中心の生活 (Gospel-Centered Life) コースでは、自分の心をより徹底的に調べる機会(「ツール」)が与えられ、従えない、という表面上の問題の水面下には、不安という、より深刻な問題があることを発見しました。でも、そのことを知るだけでは十分ではありませんでした。自分の不安と恐れを手放して、神を完全に信頼できるようになるためには奇跡が必要でした。
私は、詩子とデイミアンに自分の葛藤を相談しました。彼らは、私の心の中にあるのは何なのかをより理解できるようにと、いくつかの質問をしてくれました。それからの数日間、彼らとシェアした心の思いを何度も思い返しました。そして、ある瞬間、神が私を愛し、ケアし、良くしてくださっていると信頼できていない、そのことで神に栄光を捧げられていない、という罪を見せられたのです。
私は不安の中から神に対し、「あなたは十分ではない、私が一番困っていることで助けてくれない」と言い続け、そのことで神を拒絶してきたことに気が付きました。聖霊が私の心を明らかにしてくれたその時、私はもはやそこに留まることは出来ないと分かりました。そして一瞬で、私が長い間背負っていた重荷が消え去ったのです。私は自由を感じ、今回の件で夫に従うことが問題ではなくなりました。
私に悔い改めを与え、不安な場所から、キリストにある信仰という堅固な岩へと私を連れて行ってくださった神に栄光を捧げます。
— F.W.